ホアンキエム湖は、ハノイの中心地にあるだけではなくハノイのランドマークになっている湖である。ハノイ市内の喧騒の中にある、緑豊かな湖畔は、地元の人だけではなく、観光客の憩いの場となっている。ホアンキエムは、還剣という意味で伝説を持つ湖でもある。
ホアンキエム湖の伝説
1428年に当時のベトナム王朝、レ朝の始祖、レ・ロイ(レ・タイ・トー)は、ホアンキエム湖で大きな亀が現れ、宝剣を授かった。その宝剣によって中国の明軍を撃退することができた。これにより、中国の支配を受けていたベトナムは解放された。その後、レ・ロイが湖を訪れたときに、再び亀が現れ剣を返すように言われ、宝剣を亀に返した。そのことから、ホアンキエム(還剣)と呼ばれているのである。
見どころ
早朝のホアンキエム湖は、人が少なく気持ちがいい。そこでは、若者から老人までヨガやジョギングに興じている。早朝の散歩はリフレッシュできる。
夜になると、ホアンキエム湖の小島の上にある玉山祠がライトアップされ、幻想的なスポットに変わる。ホアンキエム湖の北側の旧市街では多くのお土産屋や雑貨などの露店が立ち並び、地元の人や観光客でにぎわいを見せる。
詳細情報
営業時間 | 24時間 |
入館料 | 無料 |
その他 | 定休日 なし |