クチ地下トンネルとホーチミン市内観光

14 Dec

クチ地下トンネルとホーチミン市内観光

アクティビティ, ツアー（日本語ガイド同行）, ホーチミン発, 日帰りツアー, 歴史探訪

ツアー料金と概要

【料金】

＄７５～（１２歳以上）　　　　

＄５５～（２歳～１１歳）　　　

※表示料金は１名様あたりの料金です

※お支払いは、ベトナムドン及び日本円でも可能です。なお料金は、当社規定ルートをもとに算出いたします。

【概要】

出発地：ホーチミン市

日程：８:００～１７：００（約９時間）　

食事：昼食　１回

催行日：毎日　　　

最少催行人数：２人（１名参加の場合、倍額で催行可能）

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LINEからでもお問い合わせ、ご予約が可能です。

見どころ

クチの地下トンネル

ホーチミン市の中心から北西へ７０ｋｍの場所に、ベトナム戦争の時に使用された地下トンネルがある。全長２５０kmに及びラオスの国境付近までトンネルはほとんどが手掘りで掘られた。この巨大な地下トンネルには、当時使用されていた作戦会議室や司令官室、食堂などがある。トンネルの外には、トラップの数々や射撃場があり、実際に射撃を体験できる。　１９６０年代にアメリカとよソ連による冷戦が激化し、ベトナムが南北に分裂して、アメリカが南ベトナム政府への援助が加速した。フランスによる植民地を経験し、資本主義、アメリカによる再植民地化が生まれた。これに対し、ソ連による支援を受けていた共産主義勢力の北ベトナムとホーチミン率いる南ベトナム解放軍は、アメリカの撤退と南ベトナム政府の解体を目指した。その結果、アメリカとのゲリラ戦に備え、ジャングルに地下トンネルを拡大していった。アメリカ軍はクチトンネル付近一帯に空爆や、作物を一掃する枯葉剤を投下した結果、周辺に住んでいた人々はトンネル内に避難したため、クチトンネルは生活居住地としての役割も大きくなっていった。１９６６年にアメリカ軍はゲリラ特殊部隊を投入し、トンネル内の詮索を試みたが、いたるところに仕掛けられたトラップに引っ掛かり、３段構造になっているトンネルの複雑さに手も足も出なかったという。現在でもトンネル内部には、作戦会議室や台所、食堂が残されており当時の生活がどれだけ過酷であったのか、そしてベトナム人の粘り強さと信念の深さが感じられる。

サイゴン大聖堂

ベトナムがフランス領であった１８６３年と１８８０年の間にフランス人建築家によって建造された。約６０mの高さを誇る二つの尖塔、中に入れば美しいステンドグラスが幻想的な世界を作り出している。フランスのネオゴシック様式のデザインは、当時のサイゴン（現：ホーチミン市）にフランス文明とキリスト教の支配力を示すためにあえて建造された。建造当時、サイゴン大教会は世界中のフランス領土の中でも最も美しい教会であった。サイゴン大聖堂の建造に使用された材料はすべてフランスから輸入されたもので、今なお外観の赤色のれんがは異彩を放っている。

歴史博物館

先史時代から現代までのベトナムの歴史的遺物が展示されている。

人民委員会

フランス植民地時代の１９０８年に建造され、フランスの市役所として使用された。この豪華な装飾の人民委員会庁舎は、フランスの『ホテル・ド・ヴィラ』を模して造られ、庁舎自体の名称も同様であった。現在では、ベトナム初代大統領のホー・チー・ミンのブロンズ像が庁舎前に立ち、夜になるとライトアップされる。ホーチミン市人民委員会の本部となっており内部に入ることはできない。

統一会堂

ベトナム戦争期に南ベトナム政府大統領が使用していた会議室や宴会場、さらに暗号解読室など軍事的に使用されていた部屋などが残されている。統一会堂（大統領官邸）は、元々フランス統治時代にフランス総督の官邸であったが、フランス軍がベトナムから撤退後に南ベトナム政府大統領のゴー・ディン・ジエムの官邸になった。１９６２年にアメリカの傀儡政権であった南ベトナム政権に対して抵抗していた南ベトナム解放軍が官邸を空爆した。ベトナム解放軍の目的は、ゴー・ディン・ジエムの殺害であったが、その作戦は失敗に終わった。１９６２年に再び同じ場所で官邸の再建を命じ、１９６４年に現在の統一会堂が完成したが、１９６３年にゴー・ディン・ジエムはベトナム解放軍により殺害され、完成をみることができなかった。後任のグエン・バン・チエウ大統領の官邸となったが、１９７５年４月３０日にベトナム解放軍がこの官邸に戦車で侵入し、南北統一を果たした。このことから統一会堂と呼ばれている

中央郵便局

ホーチミン市の中で最も古い建造物の一つ。１８８６年から１８９１年の間に造られ、フランスの建築様式が色濃く残っている。イエローの外観が特徴的で、中に入ると、豪華な家具類、華麗なタイル張りの床、吹き抜けた天井がある。そして、レトロな電話ボックスがある。見どころは、フランス語で描かれた、１８９２年のサイゴン（現：ホーチミン市）の地図と１９３６年のベトナムとカンボジア間の電信網の地図である。現在でも運営されている中央郵便局で、ベトナムでしか手に入らない絵葉書を諸外国へ送ることができる。